ついに来たーーー!!
日本にもandroidの波!!
2009年夏にドコモがHTC製のアンドロイドフォンを発表して以来日本のキャリアからは発表がなかったが、突如その静寂を破るようにソフトバンクが開発を発表した。
一方のKDDI率いるauはandroidプロジェクトに名乗りをあげているものの、いまだに新製品の発表はなされていない。
(ただし、開発中との話)
やはり日本型のキャリア主導の端末開発ではアンドロイドのようなオープンプラットフォームを基盤とした開発は難しいのだろう。今までは各キャリアはクローズドなプラットフォームを使用することでよりガラパゴス化を招いていたといえる。そこにきて、このようなオープンなプラットフォームの開発に直面することになると、キャリアは社内の開発行程はもちろんのこと、メーカーとの関係性に関しても見直す必要性に迫られる。
常に持ち歩くものであり、これからは生産性の高さが問われる持ち物であるだけに、「ユーザにとっていいもの」であるだけでなく、クリエイティブな端末を様々な観点から追求していってほしい。
・現在よく流れてるアンドロイドのCM by docomo↓
発表されてから時間がたっているのに、今やたらとCMやってる気がする。
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余談だが、ツールの強力さは生産性とは必ずしも比例しないという問題もある。
以下は私もRSSにて購読しているブログであるproductivity501から”Paradox of Powerful Tools”の引用である。少し話題がずれるが、記事の執筆者の体験談を語ったものである。この執筆者が一時期勤めていた会社のシステムでは二つのワードプロセスのプログラムを持ちいるものを扱っていた。昔ながらの古い基本的なフォーマッティング(太字、斜体、下線)しか使えないシステムと新たに追加されたコンピュータに搭載されていたMicrosoft Wordの二つである。
徐々に新しいコンピュータが増えるにつれ、Wordを用いる人々が多くなっていった。それは古いメインフレームのシステムよりもより大きな柔軟性と対応力を持つWordへ人々が移行していった。しかし・・・
After talking to a few people, I realized that when someone created a document on the mainframe, they were faced with far fewer choices than in Word. While the flexibility of Word made it much more powerful, that power came at a price. The price was the number of decisions required to make a document. Word users had to decide what template to use, whether to change the font, if they should save the document on their computer or the server, whether to accept the Office Assistant’s offer to help, and and what font to use. And that is all before they even started typing on their document. I saw people spending hours selecting clip art, trying different fonts, changing margins and struggling with indents and tabs. These were all things that hadn’t been an issue before because they weren’t possible on the mainframe.
Your productivity with a given tool is inversely proportional to the number of unnecessary decisions the tool requires. Even if the tool doesn’t “require” you to make a decision, it will slow you down if it occupies your thoughts. This means that many “powerful” tools will actually make you less productive by offering you options that you will never use.
To be productive, you need to have the simplest tool that does everything that you need. A jackhammer is much more powerful than an icepick, but if you are trying to break up ice cubes, the most powerful tool is not the most productive.
柔軟性がWordをより強力にした半面、それはユーザに「不要な選択肢を強いる」というダウンポイントも同時に持ち合わせていた。
つまり、Wordのユーザはどのテンプレートを選び、どのフォントでタイプするのかという今までのメインフレームのシステムでは「できなかった」がゆえに問題とならなかった事柄である。
もし仮にそのツールが選択「強要」しなかったとしても、それは作業の生産性を落とし、頭のメモリを消費する。
これはすなわち、たくさんの「強力な」ツールは実際に用いられることのないような不要である選択肢を与えることにより、反対にユーザの生産性を減少させるということを意味する。
生産的であるためには、終局的に必要なツールというは「シンプルにやるべきことをすべてカバーしてくれるツール」なのである。
だから私は思いっきりアナログツールであるメモパッドやノートを大切にする。
なぜならばそれらを使用する目的が「何かを書きとめたり、忘れるために記憶する装置、もしくはアイディアを育てる箱」としての利用であるからである。
そして今のところこれらのツールを超えるシンプルさや強力さを持つツールはいまだ現れていない。
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