前から読もう読もうと思いつつ買わずに先延ばしにしてた本。
なんかこないだストレス溜まった時に本を一気買いした時に幸運にも紛れ込んだ。
実際にアイディア・企画産業に関わってらっしゃる方の著作なので、実際に使えるものが盛りだくさん。
アイディア創出のプロセスからステップに分解し、そのステップごとに使えるものを紹介している。
順序、落ちるカテゴリは無視でぜひ使いたい物列挙。
例えば《カラーバスーColor Bath》考具
見る、聞く感じる実際の混沌とした情報にゆるやかなルールというか秩序を与えることで分節するツール。といってもめっちゃ簡単。
例えば赤色とかテーマを指定して街を歩いて見る。予想外な物と予想外なものがぶつかり合って化学反応を起こす。また、『マンダラート』ツール
3×3のマスの中心にテーマを書き、周辺の8つに関連するアイディアを書き出す。
これも手垢にまみれたものだが、かなり実用的。
自分もたまに使うが、もっと深く、徹底的に自分の手垢がつくまで、腹落ちするまで使い込まないといけないなと実感。
そしてこのマンダラートを昇華させた5Wマンダラートという使い方も紹介されていた。
形は同じ、ただ書く内容を5Wの限定をかける。これはそれぞれの業種や職種に応用可能かと。
メモる特殊事項が5W以上にあるのならのこり4ますに追加すればよし。とにかく質より圧倒的なインプットそれを超えるアウトプット。しかも5つ10個なんてものじゃなく50とか100のレベルでだしまくる必要性と重要性を感じた。
★★★☆☆
考具 ―考えるための道具、持っていますか?
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加藤 昌治
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